枝よりも幹

枝よりも幹‥‥

枝の数を増やすよりも、さらに幹を鍛えていく‥‥

いい表現だな‥‥!!


と思ったのは、

確か今年のゴルフ日本オープンで、優勝した稲森 佑貴選手のことを、

解説の田中秀道さんが、そう評された時です。

技術の幅、量を増やすのではなく、自分の根幹を鍛えていく。

要は、しっかりとした”軸”とスウィングをつくる方向に向って練習していく、

新しいものを求めるよりは、今あるものをより磨くという感じの意味です。


その言葉が、今も、響いています。


なぜなら、

私の今も、まさにそこを大切にしているからです。

うまく言えませんが、

それがなぜか、自分にしっくりきます。


やっぱり、

何でもそうですが、

うまくやりたい!‥簡単にいい方法を考えて。

と、なりがちです。

ただ、そうすると、段々と軽くなってしまっていく。

ほんとうに大事なものへの意識が薄らいでいく気がします。



以前私が、バブル期の東京で就職した時のことを思い出します。

何もかもが簡単にうまくいき‥‥

なんて言いますか、段々と、

世の中って、簡単だな……。という意識になっていった‥‥

本当に表面の部分だけで生きてしまうというのか、

そんなことを続けているうちに、

生きる方向を完全に見失ってしまった様に思います。



何か違う‥‥

なんだろう‥‥?

札幌に戻ってきた私は、

そこでヒントを頂きました。

あー、根本の部分が大事だなぁ、やっぱり。


そこから今まで‥‥、

大変な時間を要しましたが‥(笑)

今は、なんていうか、本当にしっくりきています。



振り返ってみると、

やはり無駄なものなんてないですね。

人生の1ページ1ページが、

記されて、

そして深く刻まれて、

今があるのだと思います。

枝よりも幹‥‥

しっかりとした幹があるから、枝がある。

幹が細いのに、枝が多くては、成り立たないですからね。






 


達田有yoga

YOGAインストラクターの達田 有(たつた ゆう)です。 札幌を中心にyogaレッスンを行わせていただいてます。 活動内容は、プロフィールや各ページをご覧ください。 よろしくお願いいたします。

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