覚悟が出来た瞬間

札幌ドームの横の道を通りながら思い出しました。

あれは、２００８年１１月２４日です。

札幌ドームで行われたドラコン日本一。

雪の降る寒い寒い日でした。

気温も確か０度くらいで、こんな寒い日に当たちゃって、

選手の方も寒そうで、かわいそうでした。

その時に働いていたゴルフショップの関係で、

私もちょっと、その場に足を運んで観戦。

その会場で、「もう、お店閉めるみたいですよ」と、

情報をいただき、愕然としたことを思い出します。

なんとなく、予想していましたが、まさか．．．

雪の降る、めちゃめちゃ寒い日の夕方、

日も暮れて、暗い中を、すごく寂しい気持ちで家路に車を走らせました。

「あ～、これから．．．どうやって．．．」という気持ちと、

いずれ来るであろう未来を目の当たりにして、

ついに来たかという気持ちとが相まって。

そして、年が変わり、２００９年。

閉店セールの準備を行いながら、これから先のことを、

自問自答して過ごしていたあれは２月頃か．．．

朝出勤のため、雪道を一歩一歩。

そんな道の途中で、

「うん．．．？！」

「一人で生きていけばいいじゃん．．．」

という声が、なんとなく聴こえてきて。

「自分で生きたらいい．．．」

「自分でやれば．．．いいんじゃないの．．．」

そうか！！

自分でやればいいんだ！！

初めてかな．．．

不思議と人生の覚悟が出来た瞬間だったな．．．と。

何かにすがって生きていこうとする気持ちが、

完全に無くなった、精神的なターニングポイントでした。

そこからまあ、いろいろと。

生きる道を探して、辛いことも多々ありましたが、

気持ちの面は、強い芯をもって、やってこられました。

人生って、わからない。

自分にとっては、マイナスなことと思っていたことが、

思いも寄らない転換期になるものですね(^_-)-☆