腰にやさしい前屈トレ
膝を曲げた、前屈のトレーニング。
腰に負担がかかりづらく、身体にやさしいのでお勧めです。
まずは、腰を緩める運動で、身体をほぐしましょう。
仰向けに寝て、膝を90℃くらい曲げた状態をつくります。
後頭部も床につけます。
そこから膝を矢印の方向へ引きつけます。
これを何回か繰り返します。
段々と腰のかたさがほぐれます。
力の方向は、矢印の方向が大事です。
踵を突き出して、手でしっかりと床を抑えるとやりやすいです。
お尻が浮くくらい引き付けるイメージで。
最初は、なかなか引きつけられないかもしれませんが、
出来るところまでで大丈夫です。
引きつけていった時に、頭が上がってもいいですし、着いた状態でも良いです。
そして、ある程度ほぐれたら、チェアポーズに入ります。
やり方は、まず腰幅くらいに足を広げて、足先まっすぐ前に向けて立ちましょう。
そこから手を前へ伸ばしながら膝を曲げていくのですが、
つま先体重になって、膝が前に出過ぎないように注意です。
体重は、土踏まずから踵寄りに掛けていきます。
最初は、あんまり膝が曲がらなくても大丈夫です。
前後バランスを意識して、
腕を前へ伸ばして、前側に体重を掛けながら、お尻を後ろへ引いていきます。
前後の中心軸をイメージしましょう。
あと、腕をしっかり背中の延長へ伸ばすのが、ポイントです。
これが意外に難しく、なかなか腕が上がりません。
段々と慣れていきましょう。
慣れてきたら、グッとお尻下げていく!!
最初は、短い時間キープ。
慣れてきたら、どうでしょう?
20秒くらい?7呼吸くらい?
吸って前へ伸びて、吐いてお尻下げるイメージが、
やりやすいと思います。
実はこれ、膝を曲げた下を向いた犬のポーズのイメージに近いです。
下を向いた犬のポーズも腕をしっかり、背中のラインの延長に伸ばす意識が大事です。
腰が丸まる方は、膝曲げる方が、効果があります。
チェアポーズを続けると、段々と腰の伸びが出てきて、腕も上がるようになり、背中も鍛えられ、足の筋トレにもなります。
また、最初にやった、この足の引きつけのトレーニングは、かなりお勧めです。
毎日やっていくと少しづつ、膝の引きつけが出来る様になっていって、
前屈ができる身体になっていくと思います。
脚も鍛えられ、骨盤周りのインナーマッスルにも効きます。
腕で引きつけず、脚の力を使うのが、ポイントなんです。
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