ポーズ紹介②
前回のブログ「ポイントを意識して」で紹介した三角のポーズに続き、
もう一つ、大事なポーズを紹介いたします。
こちらもレッスン動画の写真を使って解説いたします。
その大事なポーズとは、パールシュヴォッターナーサナです。
立位の片足前屈。
このポーズは、私が日本ヨガ研修道場へ通いだした頃、
よ~くやっていた、ある意味一番大事なアーサナ(ポーズ)かなと思うくらい、
身体がかたい方でもやりやすく効いてくる、
そして柔らかい方は、さらに全身に効いてくるポーズです。
私自身、大変お世話になりました(笑)
2011年の今頃は、よくやっていました(笑)
私のレッスンでは、必ず入れる重要なポーズの一つです。
でも、すごく効く分、前足の腿裏やお尻にかなり負荷がかかりますので、ゆっくり少しずつ伸ばしていきましょう。
身体の重みが片足にかかりますので、注意が必要です。
慣れてないうちは、準備運動として、
仰向けに寝た状態での腿裏伸ばしをやって、解してからやると良いです。
これは、もう片方の膝を立てるとやりやすいです。
ポーズのやり方ですが、先ずは脚をタテに広げます。
幅は、やりやすい幅で試してみて、調整してください。
ただ、あんまり狭い幅だとやりづらいと思います。
そして、前足はまっすぐ前へつま先を向けて、後ろの脚は斜めにつま先が向く感じで立ちま
す。両方の膝は、基本しっかり伸ばします(後で紹介しますが、過伸展の傾向がある方はち
ょっと緩めてやってください)。
そして後ろ側の腰をなるべく前に出すようにして、骨盤を正面に向けるようにします。
股関節がかたいとこの動きがなかなか難しいですが、意識として、なるべく平らに前へ向け
てください(当然、後ろ脚の骨盤の方が、少しは後ろに下がっている状態で、大丈夫で
す)。
こんなイメージで、ねじりを入れて、後ろの腰を前へ出します。
手を腰に当てるとイメージがわかりやすいです。
この動きが入ることによって、しっかりと、ハムストリングスの真裏に伸び感が増してくる
ので、大事な動きです。同時に股関節周りのインナーマッスルにも効いてきます。
そこから前屈に入るわけですが、
吸う息で、先ず上半身を伸ばすのが大事です。できれば、あごを突き出して、ちょっと反るぐ
らいのイメージ(のどを広げるのが苦手な方は、やめておいてください)でやると、股関節
から二つ折りのイメージが深まります。
そうなのです!!
このポーズも、股関節から二つに折るイメージを大切にしてください。
そこから手で脚を支えて行ってください。
最初は、このくらい、もっと高い上半身の位置でも良いくらいですが、
腿や膝に手を当てて、ゆっくり伸ばしてください。
そして、もう一つ、注意しなければならないのは膝です!!
先ほどちょっと触れましたが、
膝を伸ばすと反対側に反れてしまう過伸展の傾向のある方は、
膝を少し曲げて、緩めて行うと良いです。
前足で踏ん張って、体重をかけていきますので、結構、腿裏(ハムストリングス)中心に伸びて、身体のかたい方でも効いてきます。
上半身は、意識としてはしっかり伸ばすイメージです。
その方が、お尻の辺りもしっかり伸びますし、腰椎の辺りに負担がこないです。
後ろの脚にも意識を持って、しっかり足裏で地面を抑え、前側に体重が乗り過ぎないように
バランスを保って行います。
深く倒せれば、マットに手をついて深めてください。
少し、前の膝が曲がってもいいので、マットに手をついてやっていっても、
全体的に和らぐ感じはありますので、
しっかり膝を伸ばして、高い位置でやったり、
あとは、脛の部分や足の甲に手を置いていてやったりして、
いろいろなバリエーションでやっても良いと思います。
前回のブログで紹介した、三角のポーズと組み合わせてやっても効果があります。
三角のポーズは、骨盤を正面に向けてやりますので、ねじりの入ったパールシュヴォッター
ナーサナと組み合わせると、股関節を中心に柔らかさが増してくるでしょう。
コツコツと長い目で、少しずつ、チャレンジしてください(^^♪
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